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太陽と戦慄
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| 商品カテゴリー: | インディーズ,歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,ポップス,JPOP
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| 収録曲: | Larks' Tongues in Aspic, Pt. 1, Book of Saturday, Exiles, Easy Money, Talking Drum, Larks' Tongues in Aspic, Pt. 2,
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| セールスランク: | 10133 位
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| 参考価格: | 1,782円 (税込)
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躁病的傑作
この作品が世に初めて出た時、まだ自分は生まれてもいなかったので、当時の衝撃やキングクリムゾンの歴史でどのような位置付けをされているのかは詳しく知りませんが、かなりハイテンションな完成度の高い傑作だと思います。様々な楽器を取り入れ、超絶テクで演奏される練りに練られた秀逸な曲の数々。コンセプトはやけに性的な感じがしました。5?6曲目のあの「ビーーーッ!!」っていう鳥の鳴き声みたいなところがいつもゾクゾクします! ところで…一曲目の「太陽と戦慄パート1」って、 ………ツインタワー崩落を連想しません?
破壊の『レッド』、建設の『太陽と戦慄』
ぎらつくばかりのエネルギーでバンドそのものを吹き飛ばしてしまった『レッド』と異なり
エネルギーがまっすぐ前に伸びた端正な印象を受ける。
全体にどことなくエスニックな雰囲気があるのはパーカッショニスト、
ジェイミー・ミューアの影響だろうか?
リズムを把握することすら困難な打楽器ソロで幕を開ける本作は
『クリムゾン・キングの宮殿』?『アイランズ』に強かった幻想性が完全に排除されており、
ヘヴィー路線の「太陽と戦慄パート1」「太陽と戦慄パート2」はもちろん
「土曜日の本」や「放浪者」というメランコリックな曲もリスナーを幻の彼方に誘うのではなく
むしろ徹底的にリスナーに目覚めを強いる。肉体の眠気も吹き飛ばし、
知性や精神をも覚醒状態に置き、一音残らず聴き取れと言わんばかりに。
だけど面白い部分もある。「放浪者」はメロディーも演奏も『宮殿』期にそっくりだし
ベースとドラムの絡みに至ってはマイケル・ジャイルズとグレッグ・レイクそのまんま。
「イージー・マネー」一回目のサビではパーカッションの「ポヨ?ン」に大爆笑。
こんなふざけたこと書いちゃうと、いわゆる過渡期の作品みたいに思われるかもしれないが
そんなことはない。バンドがそれまでのアイデンティティーを固持しながら
同時にまるで異なるスタイルに変化した、魔法のような作品なのだ。
緊張感溢れる傑作
キング・クリムゾンの5th。1973作。30th、24ビットリマスター。 「太陽と戦慄」の邦題で知られる、第二期クリムゾンの傑作。 ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォード、デヴィッド・クロスらの 黄金メンバーが結集した、ヘヴィ・クリムゾンの幕開けである。 のっけから緊張感のあるヴァイオリンとギターの音で、聴き手は引き込まれる。 1973年というこの時期、にこまで重厚なロックを演奏したバンドはいまい。 変拍子を力強く叩くブラッフォードのドラムは、マイケル・ジャイルズとは対照的で 新たなバンドの核になっている。キーボードパートはこれまでより大幅に減っていて、 代わりに張りつめたヴァイオリンの音色が静寂パートでは効果的に響く。
全く新しいプログレッシブ・ロックを完成させた記念すべき作品
1973年発表。キング・クリムゾンの5枚目の作品。この作品のメンバーはクリムゾンのメンバーとしては第6・第7世代となる。というのはパーカッションのジェミー・ムーアが1972年7月から73年の7月9日まで在籍し脱退したからである。ムーアはライブでゴングを足に落としてしまい、この後完全に音楽から足を洗って庭師になったと聞いている。有名なHIDEYO ITOH氏のファミリー・トリィーによれば1972年7月から1974年7月1日までの2年間がそれにあたる。ロバート・フィリップはメンバーを完全に一新、第5世代のメンバーは1972年4月1日に解散し、7月までの間、自分のビジョンに合ったメンバーを集めた。 そのビジョンとは、それまでの特徴だったセンチメンタルな叙情性を徹底的に排除し(言って見ればピート・シンフィールドの世界の排除とも言える)、屈強なリズム・セクションとハードなギター・リフを全面に押し出したへヴィ・メタリックなプログレッシブ・ロックの構築である。そして本作は見事にそれを実現し全く新しいプログレッシブ・ロックを完成させた記念すべき作品となっている。 それを支えたのはジョン・ウェットンの醒めたボーカル、デビット・クロスのリリカルなヴァンオリン、ジャミー・ムーアの暴力的なまでのパーカッション、そして御大ビル・ブラッフォードのドラムである。フィリップは白魔術(錬金術)に傾倒、作風にも影響を与えた。 ハードな曲の合間の叙情的な曲。全てが素晴らしい。『これがキング・クリムゾンのファースト・アルバム。されどこれは6枚目のアルバムでもある』というのは当時のEGレコードの考えたコピーだが、それは見事に本作を言い当てていると思う。
二項対立がより顕著になったアルバム
自分がこのアルバムから聞き取ったこと・感じたこと、他の人のレビュー等を読んで知ったことをまとめてみる。タイトルは「肉ゼリーに包まれた雲雀の舌」転じて「男性器と女性器の結合」を意味しているらしい。そしてジャケットのイラストは「太陽と月」。このことから、陰陽的な二項対立を感じた。 二項対立は、今までのKing Crimsonの作品にも多々見受けられたが、今作品は以前より強調され、とりわけ「静と動」が際立っている。 例えば表題曲では、静かなバイオリンで雰囲気を高めた後、激しいギターが空間を切り裂く、という表現が効果的に使われている。 同様に、「静と動」は一曲の中だけではなく、アルバム全体の構築にも一役買っている。 演奏者にも注目してほしい。ドラムのBruford、それ以外のパーカッッションを勤めるMuirの二人は楽曲を守りつつ、独特な音世界を繰り広げる。Wettonのボーカルは哀愁漂い、聞くものの心を揺さぶる。Frippのギターは今アルバムでは以前とは様相を変え、どこか鬼気迫るものを感じる。そしてCrossのバイオリンは、とある意義において、他のプレイヤーよりも重要かもしれない。その意義とは、ロックにおけるバイオリンの存在である。というのも、他ロック作品において、クラッシック音楽「風」の要素を加えるために使われることの多かったバイオリンが、ここに来て独自の可能性を引き出され、そして大成功を収めている。 このアルバムは掴み所が解りにくい。もし聞いてみて、解らん、詰まらんと簡単に決め付けて、投げ出したりしないで欲しい。何回か聞いてみたり、他の人のレビューを読んだりしていくうちに、だんだん面白く感じるようになってくるはずだ(解るが詰まらんという人もいるだろうけど)。 長々と書いてしまったが、このレビューを購入・鑑賞の指針のひとつにでもしてもらえたら、幸いである。
WHDエンタテインメント
レッド クリムゾン・キングの宮殿 暗黒の世界 アイランズ ポセイドンのめざめ
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